判決速報

御礼 完全勝利報告


   主文

        1 、原告が被告に対して労働契約上の権利を有する地位にあることを確認する。

        2 、被告は原告に対し、477 万3817 円及び内金174 万0566 円に対する

          平成12 年9 月9 日から、内金202 万2167 円に対する平成12 年12 年

          23 日から、内金101 万1084 円に対する平成13 年7 月28 日から各支

          払い済みまで年6 分の割合による金員を支払え

        3 、被告は、原告に対し、平成12 年8 月から本判決確定に至るまで毎月25 日限

          り38 万8994 円及び各支払い期日の翌日から、支払い済みまで年6 分の割

          合による金員を支払え。

        4 、訴訟費用は、被告の負担とする。

          平成14 年1 月30 日13 時15 分大阪地裁堺支部より完全勝利判決を勝ち取

          りました。組合主張は完全に成就され堺の空に桜を満開に咲かせる事が出来た事を

          御報告致します。平成12 年2 月より約2 年の闘いの歳月が過ぎ去り、本日勝利

          判決を勝ちえたのも組合員と職場の仲間達の厚い支援があり、また弁護士の諸先

          生、産別を超えて支援、協力をいただいた阪南地区労、大阪労連、東京労連、千葉

          労連、福岡労連札幌労連、国家公務員労働組合、日教組、航空連、その他全国

          の支援を頂いた労働組合の皆様に心より感謝の報告をさせて頂きます。この解雇裁

          判は組合存亡の危機を賭けた闘いでした。この勝利判決で関空に労働組合が残り、

          。、そして仲間の団結と自信を深めた労働組合が生まれました思い起こせば2 年前

          右も左も地理不明な大阪で裁判が闘えるのか、誰が支援してくれるのか、何処へ行

          けばよいのか、総てが不安の中からの闘いでした。そして本日の判決で日本に於

          いては簡単に労働者の首を切ってはいけないと言う大きな成果を勝ち取りそして

          なによりも組合主張の正当性が認められ、会社主張は総て日本の法廷から葬さら

          れました。最後にフェデラル労組は謹んで哀悼の意を奉げたいと思います、判決

          結果を見ずに御他界された大阪府市立大学法学部名誉教授の本多淳亮先生に心から

          の感謝と勝利の御報告をご霊前にたむけ御冥福をお祈りいたします。この勝利判決

          をフェデラル・エクスプレス労組の組合史に感謝の意を深く刻み、御礼のご報告と

          さて頂きます。

      御礼

   フェデラル航空山田さんの不当解雇撤回を支援する会一同

   フェデラル・エクスプレス日本支社労働組合一同

ご支援ありがとうございました。