大阪府地方労働委員会 経過報告
第14回
2001年12月12日,11月30日の幕張要請行動により,会社側もようやく話し合う姿勢を表明した事を受けて,12月14日に正式な団体交渉がもたれました。今回の地労委の席では,その進行状況の確認が行われました。また再度の求釈明が委員会より出されました。
第15回
2002年1月24日,年が明けての地労委の調査となりました。過去3回の会社との話し合いの結果を報告しました。会社側弁護士より団体交渉では解決が出来ないので和解は決裂となる。清々と判決を迎える。との発言があり,相方判決待ちの形となりました。席上,委員長より「会社側の代表(人事部長や取締役)がいつも委員会に出席しないのはおかしいのではないか」との質問に会社側弁護士より「今後は出席するよう話します。」との発言がありました。
第16回
会社の誠意の無さを表すかのように会社側は代理人のみしか出席しない中での調査となる。2002年2月13日に会社が控訴断念を突然発表したのを受けての話し合いとなる。
山田氏の現職職場復帰については双方ほとんど問題ないと確認されるが、この事件の本質である組合に対する不当労働行為の謝罪や今後の正常な労使関係について公益委員より和解をにらみながら勧めていきたいとの意見が出される。
第17回
2002年4月4日、今回も会社側の出席者が不在の調査となり、又会社側弁護士より窓口が複雑との発言があった。組合からは現在までの経緯と今後の進め方の要望を伝える。又公益委員からもこの手の事件は解決金を含む和解が多いこと、本件も和解の方向で進めたいとの強い要望があった。