■FX労組 102−19 エクスプレス 2007年8月16日
団交報告
2007年8月16日、14:00より第3貨物ビル会議室において団交が開かれました。
会社側出席者は加藤、ウオング、永浜、中島、境各氏でした。
新報酬制度、マイレージ、PA,出張手当,定昇率、36協定に関するものでした。
■今日の団交の内容について
組合側と会社側出席者の激しい応酬でしたが、会社側出席者が具体的な数字を持って来なかったため、団交はまとまったとは言いがたいものでした。
定昇率に関して、いままでの組合側の要求12.65%(過去7年分定昇不足分)に対し会社側は0%の回答をはっきり出してきました。
2000年から続く不誠実な会社対応に対し抗議すると共に、再回答をしめすように要求しました。
S/I<SALARY
INCREASE>に関して、昨年が1.7%に対して
本年度が1.3%の回答でした。理由として会社が予想するほどFY07で収益が伸びなかったとしています。
マイレージに関して、組合側の要求1キロメートル30円(往復高速代支給)に対して
会社側は1キロメートル27円の回答でした。(往復高速代は支給しない)
<FEDEX-JAPANに合わせた形になりました。>
出張手当は税務署の指摘により、国内出張の食事代が引き下げられた問題で
組合が春闘で要求している出張手当を新設せよという要求に対し会社側はFEDEXに出張手当という理念がないと述べていますが、組合は各部署の出張の実態を説明、日本の労働環境にあわせて独自に作るべきと強く主張しました。
36協定に関して、従業員代表の本間さんが出席してくれましたが、
7月からのFCP開業に伴い、FCP、他の部署の大幅な負担増<超過勤務>があるにも関わらず、会社側はどの部署の誰が負担増になっているのか調査しておりません。
組合としてはどれぐらいの割合でOVERTIMEしているのか書類の提出を求めています。
■PAと新報酬制度導入
PA=我々のパフォーマンスボーナスに響く重要なことです。
PAのSCOREの平均値が15に設定されていることがおかしい。<平均値、先にありき!>
■団交で追求したPAの問題点
@PAシステムそのものがおかしい
Aある部署では差別を避けるためにPAを15に統一した。
(100%の最高のパフォーマンスをしても)
B去年PA16,17だった人が今年は平均15という会社の指示によりPA15に統一された。
(去年の平均値は15.6、0.6ポイント低い今年は日本全体で700点の減点になっている。)
C先に結果ありき<平均PA15>ではPAを行う意味がない。
DPA=ボーナスに反映すると会社側は言っています。
(ということは、今年平均値が15.6だったら、もしこの時点で15をもらっても
パフォーマンスボーナス最低の2か月分は貰えないと会社側は言っています。)
従業員のやる気を出させるPAなのにこれではいくらがんばっても
我々の給料は上がらないどころかモチベーションもさがってしまいます。
組合側はPA制度をパフォーマンスボーナスに反映させるのを
すくなくとも今年はやめるよう会社側に要求しました。
最後、時間がなくなったので新報酬制度の深い所まで話ができなかったために再度8月29日に団交を設定しました。