FX労組 114−18 2007年7月4日
団交報告
2007年6月29日、14:00より第3貨物ビル会議室において団交が開かれました。会社側出席者は永浜、中島、
境氏でした。又、従業員代表として本間氏も参加されました。
2007年度 春闘要求に対する回答
5月10日の団交の席上の時点で検討中となったままの賃金に関する要求について回答を求めたところ、年に一度
賃金、福利厚生等を検討するTCBRの結果後となるため、7月の終わりか8月になるとの回答にとどまりました。組合
としてはサラリーインクリースではなく定昇過去不足分(12.65%)をベースアップとして要求していると抗議し、それ
を行うつもりでいるのかどうかと尋ねても、あいも変わらず賃金、福利厚生等を考慮しながら引き続き検討したいとい
う毎度お馴染みの不誠実な対応でした。
出張手当について
一般企業で支払われている出張手当の支給について検討を求めたところ、フェデックスにおいては出張手当という
概念がないために難しいとの回答でした。しかしながら、実情を見ると整備課の場合は仕事の性格上食事すら取れな
いケースが多々あり、このようなことが繰り返されれば出張に行く人が減ってしまう恐れもあり、何らかの方策が講じら
れるべきであるとの主張を行いました。
再雇用者についての諸問題
従業員代表である本間氏から再雇用者に関し待遇面(時給のアップ等)や外部にチャレンジする場合は会社側も
支援をする、社労士を含め職業生活設計セミナーに参加する体制を作るなどベスト・エンプロイヤーに選ばれた会社
としてそのプライドにかけても為すべきことは数多くあると発言しました。組合としても再雇用者がこれまで培ってきた
経験、技能が有効に生かされるようにし、補充についてもエンジニアの判断が優先されるのではなく、継続雇用制度
が導入された原点に立ち返りスムーズな人員補充が行われるべきであり、補充の必要性を認めながらもパートタイ
マーを導入するようなことがあれば大きな問題であると釘を刺しました。
<新しい報酬制度>について
<新しい報酬制度について>団交の席上で組合側に提示されたものと全従業員に対し行われた説明会の資料の
言い回しが異なっている点やパフォーマンスボーナスの原資、支給基準、旧基本給がいつまで続くのかなどの不明な
点について追求しました。会社側は新制度はコストカットを目的としたものではなく、<皆さんの貢献とその成果に報
いる>、<理解しやすい単純で透明性の高い>制度であるとの発言をするものの、ペイスケールをはじめとした具体
的な資料を一切公表することもない上に、これまで同様、文書ではなく口頭で済ますという会社側のやり口にはあき
れるばかりかこれまで以上の不信感を抱かざるを得ませんでした。この席上で以前組合ニュース(113-18)でも問題
提起した新制度移行時に発生する差額(現行の25%相当)について12月10日に支給する方向で動いていると突如
として口頭で発表されました。
19期定期代議員総会へ向けてのこれからの活動予定
次回団交 7月13日
第19期中央中執委員選出 7月1日〜7月15日
職場オルグ 7月24日 関空 (時間と場所は追ってお知らせします)
7月25日 中部 (同上)
7月26日 成田 (同上)
第19期定期代議員総会 7月30日 成田勤労会館 13:30〜