FX労組 111−18     2007年4月5日


      

 

07春闘予備交渉開催

 

 2007年3月30日、14:00より成田空港第3貨物ビル会議室において団交が開かれました。会社側出席者は永浜、中島、小高、境氏でした。

 会社側はこの団交はあくまで予備交渉との位置付けで行うというものでした。組合としては団交を受け入れましたが回答指定日に予備交渉を行う会社の対応には誠意がまったく感じられないといわざるを得ませんでした。会社の言い分は組合から提出された 要求書の内容に関してはVPMDをはじめ会計等関係各方面には伝えているが、3月21日に発表された第3四半期の業績内容が予想以上に芳しくないものであった。売り上げの鈍化、アメリカや中国での設備投資、天候不順、原油価格の高騰、為替差損などによりエクスプレス部門の場合業績の伸び以上にコストがかかり営業利益が前年同期に比べマイナスに転じ、営業利益率も低いものであった、というものでした。我々は日々数多くのフライトをハンドリングし、中国での新ビジネス展開、FCPの稼動などのニュースを耳にしていると会社が言う様な厳しい状況というのが理解しがたい。また、昨年も厳しい、今年はもっと厳しいというばかりではなく、以前から指摘しているとうり具体的な数値(目標)を 提示すべきであると主張しました。最後に2009年から始まる裁判員制度について、裁判参加に指名された社員についての勤怠の取り扱いについて(有給休暇とする等)検討するように申し入れました。

 

日航深免裁判

既に新聞報道等でご存知と思いますが、3月26日に日航深免裁判の判決が東京地裁裁判所から出されました。結果は原告勝訴(原告らに対し約1500万円の未払い賃金の支給)というものでした。提訴から2年9ヶ月後の判決でした。フェデックス労組も集会参加、カンパ、裁判傍聴等の支援を行ってきました。我々が抱えている問題のみならず航空という同じ業界で働く航空労働者が互いに問題意識を持ち合い、共に手を携え対処していくことの重要さをあらためて感じさせるものでした。

 

外航連 統一ボールペン

外航連(外航労組連絡会)では《統一ボールペン》を作成しました。皆さんのお手元には既に届きましたでしょうか?今年の外航労組の統一目標は2%のベースアップと社会保険負担割合を<労3:使7>の2項目です。外航連はこれらの要求実現に向け運動を展開しています。外航労働者は統一ボールペンを胸に団結してがんばろう!