FX労組 104−18    2006年11月29日


 

06春闘第8回団交報告

 

 11月21日午後2時より、成田第3貨物ビル会議室において06春闘及び年間一時金の第8回目の団交を行いました。会社側出席者は永浜氏、中島氏、小高氏、鈴木氏、宮川氏、境氏でした。

 

 

タクシー利用に関して 

 

 この件に関し、鈴木、宮川両マネージャーが出席し、会社が用意した資料を基に、これまでの経緯や目標等についての説明がなされましたが、資料のデータが多々違っていたり、目標とするものが今年に入って一番少なかった月のコストがターゲットであるという甚だ根拠の乏しい、説得力に欠けるものでした。

我々としてもコストセーブには反対の立場ではないし、これまで可能な限り相乗りを実施し、コスト削減に十分協力してきたと言う自負があることを伝え、4人相乗りを前提とした無理やりなルート設定などせぬように釘を刺しました。

 

 

深夜勤務手当について

 

 前回の団交時同様、会社は、深夜勤務の内、無給の45分については深夜勤務手当の支払いは今後 行わない、休憩については分割でも一括でもとってもらいたいとのことでした。これまで長年にわたって支払われてきたことは労働慣行としてはあったとしても、廃止しても労基法上は何ら問題がないというのが 会社の言い分です。組合としては会社の財務内容が悪化している訳でもなく、何らかの代償措置がなされ ないままであれば、これは明らかに不利益変更となるので撤回するよう再度主張しました。

 

 

就業規則改定について

 

 会社は就業規則、賃金規定、育児休業、介護休業にわたり主だった変更内容を書面にて示しま した。会社は従業員代表にも同様の説明を行い意見書の提出を待ち、労基署に届け、早ければ 12月1日から適用したいとのことでした。組合としては資料が手元に届いて間もない為、精査していないものの、@賃金規定:自家用車通勤の項目で<単価は毎年見直す>と言う表現にとどまらずマイレージの金額の算出計算式を提示する、又、24円を下回ることはないと文言を加える。A

労働時間についても<毎年定める>ではなく145時間と明記すべきであるとの指摘を行いました。(ちなみに、以前にもお知らせしましたが労働時間が145時間になると、住宅・シフト・年功等の諸手当によって異なりますが、基本給30万円の人が一時間の残業をすると140円のアップになります。)

 

 

組合費のチェックオフについて

 

  会社の言葉を借りれば<休戦>のままとなっている組合費のチェックオフについて、これまでどうりの取り扱いが可能であるのかどうか確認を行いました。組合としては、現組合員の組合費の調整を既に行っている上に新規の組合加入者も多数あることなので早急な対応をするよう再度の申し入れを行いました。