FX労組 102−18   2006年9月20日


 

 

06春闘第6回団交報告

 9月15日午後3時より、成田第4貨物ビル会議室において06春闘及び年間一時金の第6回目の

また、先の定期大会で信任された第18期の役員体制としては初の団交を行いました。当初、816

の予定でしたが、会社都合により延期となり、15日の開催となりました。

 会社側出席者は加藤氏(MD)、.永浜氏、中島氏、小高氏、境氏でした。会社側は以前の団交の

席上で提示したマイレージ及び基本時給以外の部分について書面にて回答をしてきました。

 

賃金に関する要求

 会社回答は<日本全体として平均1.7%のサラリーインクリースを10月1日付けで行う。その他、パー

プル・プロミス・ペイ・プログラムで既に基本給の12ヶ月分に対し1%の奨励金を支払っている。>というも

のでした。組合としては我々の要求(過去6年分の定昇不足分、現基本給×11.75%)に対する回答に

なっていないと抗議したところ、それらを含めたのが上記の回答であるとし、また平均1.7%という数字の

根拠について問いただしても、皆さんの総報酬や同業他社との比較等によって算出されたものであるとい

う甚だ不明確なもので、まったく承服しかねるものでした。

 

年間一時金要求に関して

<冬季賞与に関しては、本年12月8日に(新基本給+住宅手当+家族手当+年功手当)×3.5を

支払います>というものでした。定額分(74万円)ついての回答は全くありませんでしたが、年間7ヶ月

を確保した事に関しては一応の評価出来る旨を伝えました。

 

会社側は事あるごとに協定を結びたいとの発言をしますが、もし本当にそうであれば、我々が納得出来

る回答を提示すべきであり、また春闘交渉以外にもタクシー利用の取り扱い、夜勤手当の問題、組合費の

チェックオフ(ペンディングのままでこの団交時にも何ら回答はなし)等々の諸問題が山積しているので、

問題解決に向けて、内容のある話し合いの機会を早々にもつべきであるとして今回の団交を終えました。

 

新規組合員キャンペーン

 去る8月31日まで行った新規組合員キャンペーンは好評のうちに終了し、成田、中部、大阪各支部

から多数の方々が組合に加入されたことを皆さんにお知らせいたします。これも組合員一人ひとりの

ご協力があった上のこと、また我々の日々の活動が理解された結果であると思います。

 これからもより多くの力を結集し、我々を取りまく未解決問題を解決し、明るい未来図が描けるよう

共に頑張りましょう!!

 

関空貨物地区の駐車場について

 4月24日に行われた第3回団交時に、関空貨物地区の駐車場閉鎖問題について、解決に向け

関空株式会社に対し働きかけを行うよう求めた結果、会社側の尽力により10月からも引き続き

使用可能となりました。今後も、このような問題が発生すれば団交等の場で取り上げていきたい

と思います。