FX労組 120−17      2006年5月18日


06春闘第4回団交報告

 

5月16日に成田第3貨物ビル会議室において06春闘および一時金の第4回目の団交を行いました。

会社側出席者は.永浜氏、中島氏、小高氏、境氏でした。

 去る3月1日に会社側に要求書を提出し、3月10日に第1回目の団交を開き、これまで3度の団交を

重ねてきましたが、今回初めて、ほんの一部分ではありますが回答がありましたので組合員のみなさま

にご報告いたします。

 

通勤手当について

 諸手当に関する要求書の中の通勤手当について<マイレージ手当てを1キロメートルにあたり24円

(現行より1円アップ)の割合で、月20日を乗じた計算で割戻しをうけるものとする。>との回答がありま

した。マイレージの算出方法については財務部の方でAPACの枠組みで決められているものから導き出し

た金額であり、ガソリンの価格は変動するので、年に一度は見直ししたいとの事でした。組合としては車

通勤に係わる維持費等を含む諸費用を取り入れた計算式で行うべきであると主張しました。

 

基本時給について

 基本時給については、年間の休日が22日あることから<超過手当ての時間給の分母である月間

平均労働時間を145時間(現行152時間)とする。>との組合が要求したとうりの満額回答がありました。

但し、マイレージ同様、休日数は増減があるので毎年見直したいとの事でした。(一例ですが、住宅・シフト・年功手当により異なりますが、基本給30万円の人が残業を1時間すると約140円アップとなります。)

 

年間一時金について

 年間一時金については@2006年度はこれまで同様、年2回の支払いを予定。 A支給額は夏季は

(現行基本給+住宅手当+家族手当+年功手当)×3.5 B支払期日は2006年6月9日の予定

との回答がありました。組合としては年間一時金として要求しているので、冬季分についても早急に回答し

てもらいたいとしました。 

 

チェックオフ停止と通勤費(定期代)について

 今回の団交の席上、会社は<ご通知>と称し@来月6月より組合費のチェックオフ停止、A本年10月

から組合員に対しても通勤費(定期代)を6ヶ月単位の支給に変更するという、ある意味逆提案ともいえ

るものを出してきました。チェックオフに関しては、これまで双方に問題が無かったにも拘らず、以前の団交で、法務部から違法であるとの指摘をされたという話がたった1度だけあっただけで、これまで全く協議されることもなく停止するというのであれば、組合としては到底受け入れることは出来ません。今後2ヶ月程度の猶予期間をもち、従来どうり行えるよう双方で再検討していくと団交の席上で決まりました。

 

今後の活動

  2006年度の要求書を提出を以来、今回初めて部分的な回答がなされましたが、これまでのところ 賃金に関する要求については全くありません。春闘および年間一時金についてはもとより、GSEのグ レード問題、家族手当の取り扱いや諸々の未解決の問題が、残念ながら山積しています。

 

  みんなで力を合わせ、明るい未来の生活設計を描くことが出来るように

                         共に頑張りましょう!!