FX労組 119−17      2006年4月24日


 

06春闘第3回団交報告

 

去る4月19日に成田第3貨物ビル会議室において06春闘および一時金の第3回目の団交を行いました。

会社側出席者は加藤氏(MD)、.永浜氏、中島氏、小高氏、境氏でした。

 

我々の諸要求に関する回答は・・・

 加藤氏がプロジェクターを使用し、会社の給与に関するポリシーや支払いにまつわるシステム、経団連や厚生労働省のデータを基に日本のマーケットにおけるトレンド等について、また対前年比のデータを比較し、会社の現状等の説明するばかりで、我々の諸要求に関する回答は一切なされませんでした

会社としては、会計年度が終了していないので業績が確定していない、また、昨年よりSI(サラリーインクリース)が10月になったので、その時期に合わせ交渉したいとの提案がありましたが、組合としては@事前に要求書を提出しているので、組合の要求に即した回答を求めると同時に、新任MD加藤氏に対して、MDの責任において空港職員の適正な賃上げ予算を獲得するよう要請しました。Aまた、もし10月に交渉するとしても組合にとってメリットがないのであれば、到底受け入れることは出来ない。B会社の都合でSIを4月から10月に変更し、その間の差額は支払われていない、この事は絶対に看過できないと釘を刺しました。

 

海外出張の取り扱いについて

 

海外出張については、労働協約第34条2項において、往路または復路の飛行時間が6時間以上でないと休日出勤として認められていないが、実際問題として、6時間以下の場合も適用について幅をもたせるべきではとの指摘を行いました。会社としても、これにとどまらず、労働協約の他の部分においても適宜見直しをしていきたいとの事でした。

 

関空貨物地区の駐車場閉鎖について

 関空貨物地区の駐車場閉鎖により従業員の通勤に不都合が生じるので、会社として関空株式会社に対し送迎バスの増発等の要請をするとのことです。また、この事により、自家用車から公共交通機関を利用した通勤への変更するケースもあり得るとの指摘に対し、合理的であれば認められるとの言質を取りました。

 

GSE(車両整備部)のグレード問題)について

 1年半ほど前、ある日突然に我々のタイトルが変更され、団交の席上で会社側に質問したところ、「APACでの統一の名称の変更に過ぎず、賃金やその他はこれまでと同様である。」と発言したにも拘らず、翌年にはGSEのタイトルは2段階に減らされました。これまで幾度となく何故そうなったのかを会社側に尋ねても、<経緯も不明であり、ただ単に成田以外は2段階であり、3つある必要性もない。>という極めて理不尽な回答なのです。このままでは、GSEの職場では、会社の勝手な言い分で3段階目の希望がなくなります。

組合としては今春闘で、他のセクション同様のプロモーションバーを設けるべく強く要求していきます。

 

組合員加入キャンペーンについて

  フェデックス労組は目下組合員加入キャンペーンを展開しています。そんな中、2名の新加入者が ありました。1人でも多くの力を結集し、日々の生活を守り、維持・向上させていくため、1人でも多くの 力を結集し、みんなで力を合わせ頑張っていきましょう!

 

今後の日程

       5月16日(水) 第4回06春闘および年間一時金団交