FX労組 110−16                              2005年2月1日


春闘要求 中執原案決定

 1月17日、組合事務所にてアンケートの分析、過去不足分、会社の業績、査定による昇給制度を分析して協議が行われ中執原案が決定しました。

 

 

2005年 春闘要求中執原案

1 賃金に関する要求

    過去定昇不足分 10.15% (額にして 34,188円)

 

2 諸手当に関する要求

@通勤手当について

 マイレージ手当を1キロメートルにつき30円の割合で、月22日を乗した計算で 払い戻しを受けるものとする。また通勤に際し、かかった高速代を支払う。

Aリスク作業手当

 勤務する職場環境において屋内外を問わず、高所作業、タグ、ドーリー、ローダー、フォークリフト、ソーティングマシーン等、重大な事故の危険性が想定される作業エリアに従事する組合員に対して、毎月5.000円を支給するものとする。

 

3 福利厚生に関する要求

@社会保険負担率

      健康保険 労3:使7  厚生年金 労3:使7  雇用保険 労3:使7

 

4 定年退職に関する要求

@定年退職

 A 退職年齢を65才とする。但し、現行の60才の誕生日時に本人の選択により決定するものとする。

B 65才退職を希望した場合は、別途、詳細事項を公正に協議する。

A退職金について

A  退職金の算定基礎額を、基本給+住宅手当+家族手当+交代勤務手当+

ランプ運転手当+年功手当とする。

B  現行の退職金係数に30年以降は、1年毎に係数1.9を加算する。

C  会社都合による退職の場合は3倍の退職金を支給すること。

D  退職金は、賃金の支払い確保等に関する法律により、日本国内で積み立て、

組合と協議し、保全措置を講じること。

 

 

5 組合に関する要求

@関西空港、成田空港、中部空港の会社施設内における組合事務所、掲示板の貸与。

A組合員による組合活動に対するピープルマニュアルの適用除外。

B会社は組合が組合活動のために必要とするときは、会社の業務に支障なき限り、 会議室、食堂等の会社施設を無償で貸与する。

C組合によるコメールシステムの利用を許可する。

D団体交渉に参加する組合役員に対する便宜供与(団体交渉時を有給とする、割引航空券の交付、引き続き勤務につく場合の休憩時間)

 

6 夜勤シフトに関する合意書(1999年)の見直し協議について

1999年の労働協約における夜勤シフトに関する合意書の見直し協議を要求する。

 

7 協約文に関する要求

    @1999年協約第18条(協約文書)を次のように一部改訂すること。

 この協約の適用、又は解釈について疑義が生じた場合は、日本文をもって意味を確定する。

A1999年協約第19条(発生日及び有効期限)

 本協約の有効期限は2005年4月1日から2006年3月31日までとする。

 

2005年 年間一時金要求中執原案

2005年 年間生活一時金は保険料対策として年一回払いを要求する。

 

1 要求額

     年間生活一時金(基本給+家族+住宅+年功)×7ヶ月+640,000円

 

2 支払日

     2005年 6月10日とする。

 

今後の日程

 

春闘要求原案説明会 

       関空:2月14日 JAL会議室                  第1回 14:00〜15:00

                                              第2回 16:00〜17:00 予定

      成田:2月16日 第3貨物ビル会議室          第1回 14:00〜15:00

                                              第2回 16:00〜17:00 予定

                                     

春闘要求臨時代議員総会  

          2月26日 成田市勤労会館                       13:30〜17:00