FX労組 108−16                         2004年12月13日


アンケート項目の説明

 12月10日と11日にアンケートについての学習会を開催しました。参加されなっかた組合員の方へ簡単にアンケート項目の説明をさせていただきます。

 

 

 

要求形式と金額について

 

 中執の基本方針としては過去定昇不足分の10,15%の要求です。定昇2.6%は生活を維持していくために欠くことのできないものであり、ここ数年は定昇不足分だけに絞っての要求を してきました。しかしながら同じ要求の繰り返しになっているとの声も重視し、定率、定額等の幅広い意見を聞くことにしました。  

 

 

 

諸手当に関する要求

 

通勤手当について

 原油価格の高騰に伴いガソリン代が上昇しています。現行23円を30円として車通勤の負担を少しでも軽減したいという要求です。また高速代については特に関空地区で遠距離から通勤している組合員から夜勤明けなどに高速を使う機会が多いとの声を吸い上げアンケートに盛り込みました。

 

リスク作業手当について

 私たちの多くが危険な環境において日常的に作業を行っています。航空他社でも採用されている手当なので今回の要求案に入れました。

 

 

 

福利厚生について

 社会保険料の負担が増大しています。引き続き労3:使7の負担率の要求を続けていきます。

 

 

 

定年退職に関する要求

 厚生年金の支給開始年齢が段階的に引き上げられました。昭和21年生まれの人が全額支給されるのは63歳になってからです。この年代の組合員の生活を守ることは組合にとって急務となってきました。また[高年齢者等の雇用の安定等に関する法律]により定年延長、定年後の再雇用などが企業に義務づけられるようになりました。この様な観点から組合として正式に

定年延長、退職金係数の加算を要求していく方針です。

 

 

 

一時金に関する要求

 社会保険料が総報酬制になり、先日みなんさんが手にした一時金も以前とくらべと手取額がかなり減っていると思います。厚生年金の負担は今年から0.354%あがり、13,934%になっています。そしてこの料率は毎年上がっていき最終的には18.3%にもなるのです。組合では夏に1年分を一括で受け取ることにより、社会保険料を節約できると考えています。

 

 

 

その他の要求

[組合に関する要求]はアンケートにはありませんが、引き続き要求していきます。