FX労組 103−162004年10月12日

                                                 


組織拡大

組合について

もう一度考えよう

 

 現在組合員の数は106名です。この数はけして多くありません。しかしたった106名でも会社と団体交渉を行い、自分たちの要求を会社と堂々と話し合う事が出来ます。個人で不満をいくら持っていても、その声は会社には届きません。組合には入っていないけど、組合になにか期待している人、組合からいろいろな事情で脱退された方、もう一度組合について考えてください。  住宅、家族、シフト、ランプ、年功、夜勤、オーバータイム、一時金、誕生日、クリスマス休暇、すべて最初から会社が用意してくれたものではありません。組合が長年かけて会社と交渉し、勝ち取ってきたものです。これらの権利を守り、さらに発展させるためには新しい組合員の力が必要なのです。

 

プロ野球選手会にみる団結

 

 9月にプロ野球選手会によるストが決行されました。この背景には選手会の高い組織率とスト権確立の高支持がありました。選手会はこの強い組織率を背景に、交渉を行い、スト権を行使する中で妥協点を見いだすことができたのです。我々もプロ野球選手会を見倣い団結を強めることができれば、会社との交渉もより優位に進められるのです。

 

好調な会社の業績

純利益2.6倍 株価86ドル

 

 会社が発表した6月から8月期の決算は、純利益が連結で前年同期比2.6倍の3億3千万ドルと大変好調なものでした。また株価も9.11のテロ以前は35ドル前後だったものが今では86ドルになっています。我々の定昇がなくなり、昇給が最低限に抑えられるなか、会社の業績は確実にアップし、事業を拡大しているのです。組合は必ずしも業績にリンクした要求は行っていませんが、会社が上げている利益は社員に還元されるのが当然です。

 会社の目は明らかに事業拡大や株主へ向いています。我々はこの5年間で会社のコスト削減には十分すぎる位、貢献したのです。会社の目を我々にむけさせるにも組合員の数を増やし団結していかなければなりません。