FX労組102−16       2004年9月7日


 

第16期活動開始

第一回団体交渉開催される

 

 成田空港第3貨物ビル会議室にて8月27日、第16期第一回となる団体交渉が開催

されました。会社側出席者は氏家氏、萩原氏、山口氏、中島氏、池田氏、境氏でした。

冒頭第一回の団体交渉ということで、新中央執行部の紹介が行われました。

はじめに委員長から04春闘について会社の対応は不誠実であったと抗議しました。また組合の要求はあくまで過去の定昇不足分を取り返す事であると強く訴えました。会社側の説明は昇給に関しては、設備投資、株主への一株あたりの利益率の維持、そして従業員への投資、これらすべてのバランスで検討した結果であり、これ以上の回答はないとういう 何ら歩み寄りのないものでした。

 

 

昇給の矛盾点を追求

 今回の昇給では数々の矛盾点がありました。扶養家族が多く査定のポイントが高い人の基本給が上がらず、同世代の独身社員で査定のポイントが低い人の基本給が上がる様な事が起きているのです。 これでは社員のやる気がなくなる一方です。会社側もこの問題には明確な回答が出来ず、今後の検討課題にするなどと曖昧な返答の繰り返しでした。

 

 

EVERYBODY SALES! PROGRAM

 今回の団交で明らかになった事は会社はなるべく基本給を上げずに報奨金として一時的に支払って行きたいとういう会社の姿勢です。このプログラムは新しいお客を会社に紹介した社員に対し月額1万円を限度として報奨金を支払うというものですが、我々にはもっと現実の仕事に則した制度が必要です。しかし安定した生活の為には基本給のアップがより第一と組合は考えます。

 

 

 

粘り強く交渉

 最後に委員長より、山田問題も会社と組合が交渉の末、歩み寄りもあり解決できた。

春闘、協約問題についてももっと話し合いが必要だと訴えました。社内には他にもタクシーの問題、定年で退職した人間の補充がないとか問題が山積みです。16期はスタートしたばかりですがこれからも粘り強く交渉していきます。