FX労組 125-15
 

     
エクスプレス


 
2004年7月9日
 

 

定昇廃止、恒久的賃金の切り下げ、

    人件費削減計画の強行突破

声なき者は良き理解者であり、

             力無き集団は問答無用

立ち上がれ、自分の生涯賃金を守るため

 仲間と守る自分の生活

            どうする、あなた

 

会社は業績上方修正するほど増収、増益を上げました。でも、利益計上の為には嘘の説明をしても賃金の恒久的切り下げを決定しました。会社は利潤追求のためには、従業員の現在の賃金水準は贅沢だから、偽装水準以下の賃金に切り下げます。これでも贅沢を言わなければ衣食住は十分だと調査結果がでました。大幅経費削減を達成する為には無抵抗な従業員の賃金を切り下げる事が最も安全確実で日本の現在の労働市場調査から判断しても賃金切り下げによる退職者はでない、いやなら退職しろ、代わりは幾らでもいる。これが自称上級管理職と称する人達の言いたくても、言えない本音

定昇廃止、本給凍結、で何が起きますか

1,定期昇給凍結=賃金の切り下げ    賃金の恒久的切り下げ=退職金切り下げ

2,報奨金=1年単位の総報酬額では賃金確保人件費を固定費から流動費への変更により雇用制度の多様化へと繋がる。

3,日本人従業員は日雇い労働者ではなく会社との労働契約のもと入社し、正社員としての義務を遂行、達成しているが勤務査定に対する報償金で清算され支払われる。

4,会社は入社時の契約を一方的に変更することは労働法上の問題を含んでいる

5,本給凍結、定昇廃止により従業員の将来設計が考えられない子供の進学の為の学費、子供の結婚の為の費用、退職金のすべてが見えない。先行き不安

6,銀行ローン等の借り入れ契約ができなくなる?

7,航空連発足以来、見た事もない、聴いた事もない、春闘回答で将来どうなるか、想像も出来ない、非常識な回答である。

 

嘘で固めた給与基準水準?

会社は2003年、2004年春闘に於いて日本人従業員の給与は マーサーHRコンサティ調査の賃金水準より高いので定昇の切り下げは妥当ですと終始説明しています。しかし 会社の説明はマーサーHRコンサティ調査を悪用したものであり、本当の狙いを隠し日本人従業員を侮辱した説明を行っていた。会社発表の資料によると年間で1憶5,000万ドルの経費の削減ができたが、主な要因として給与と社員の諸手当の引き下げによるものと公表しています。会社の錦の御旗であるPSPの理念は社員を犠牲にしても、サービスが低下しても、利益向上の為には社員の賃金を切り下げることが会社の理念です。

 

フェデラル日本支社で働く仲間への警告

会社は0.5%の年間昇級(報奨金)1年分を1回にまとめて7月に支払うと強硬姿勢を貫いています。皆さんは2000年ごろ行われていたゲインシェアリングと言う、報奨金制度で得た報奨金は貴方の老後の為に役立っていますか、期待していなかった賞金だから、全部使ってしまった、どちらだったでしょう。2004年春闘回答の0.5%の報奨金を一部の仲間達は0.5% 約2万円位でるのだから、夏休みの旅行費用に使えるなどの声が聞こえますが、本当にそれで良いのですか? 労働者にとって一回の定昇見送りが貴方の生涯賃金への絶大なる影響を及ぼし、老後の苦しみへと繋がっています。悔いを残さない為には自分に何が出来るのか、考えようではありませんか一度廃止された定期昇給は二度とは制度化しません、会社は制度を復活する事は人件費の

切り下げから得た莫大な経常利益を計上出来ず、人件費の増大計上を余儀なくされ、経営責任にまで波及するのです。最大な意思表示と抵抗を従業員の総意として態度を示すべきであり、日本人従業員をバカにするなと言うべきであります。従業員の生活を利潤追求だけでもて遊ぶなと怒りましょう。