FX労組117−15


 
エクスプレス


 
2004年4月27日

 

04年春闘 スタート???

今年で過去不足分8.05%     


2004年春闘要求書提出団交開催される!

      《波乱の春闘スタート》

成田空港第3貨物ビル会議室において3月3日 14:30より04春闘要求書を提出し、04春闘の幕開けとなりました。 会社側出席者:萩原氏、山口氏、境氏(顧問)の出席があり組合は中執全員が交渉に臨みました。04春闘要求を提出後、まず初めに大沢委員長より”2000年以降、会社に対して大幅なコストカットに協力している。過去4年間、具体的な資料も見せずに赤字を主張していることに対して、日本における会社の経営手腕が問われる”と会社に対して経営責任を問いただしました。

 また、04春闘要求の大きな特徴として、生活一時金の年1回払いを要求することを説明しました。これは、会社、組合、双方にコストセーブになり、組合員の収入が定昇に匹敵するくらい増えることを説明しました。さらに3月31日が回答指定日に対して、昨年みたいに回答遅延にならないよう強く要請しました。

組合は、随時、団交に対応する旨を伝え、その後、簡単な趣旨説明を行い、ベアの要求はしないこと、本年度の要求は過去の不足分であることを伝え、社会保険負担割合要求の簡単な説明や昨年に引き続きである組合に関する要求の説明を行いました。

 会社は、一度持ち帰り、検討し、3月中旬に予備交渉を持ちたいとの意向を組合に示しました。

 

 


今年も繰り返される回答遅延!!

 3月3日の要求書提出団交で、3月中旬に予備交渉を持ちたいとの意向を示した会社でしたが、4月の中旬を過ぎても、団交を持つ姿勢が会社からは感じられず、今年も平気で回答指定日を無視してきました。

組合は、引き続き会社に団交を申し入れをしていますが、会社からは、”回答がまとまっていない、団交をしても伝えることがない”との返事のみであるのが現状です。要求書提出し、回答指定日まで約1ヶ月もの期間があるにもかかわらず、今年も誠意がない会社の対応です。

これに対し組合は、成田、関空地区で”春闘討論会”を開催し、今後の春闘の戦術に対して検討しました。

今後、会社に対して、闘争体制に入ることを視野に入れ、春闘早期決着を迫る戦いが必要になります。

 


争議権行使確認投票結果

  
配布107枚 回収104 未回収3枚 回収率97.1

昨年より高率で争議権行使が確認され、春闘に関する関心の高さや、昨年
までの会社回答に対する組合員の不満の表れが確認できました。