航空連・外航共闘

エクスプレス 

FX労組 116 − 15

フェデラルエクスプレス労組

2004 年 4 月 20 日

 

山田問題終結合意!

 

 2004年4月19日、10時より大阪地労委において最後の調停が行われました。

会社側:福島弁護士・萩原氏・境氏・池田氏

組合側:梅田弁護士・山崎弁護士・久保氏(大阪地連)・大沢・山田

会社/組合・双方の代表者が出席のもと、公益委員より今回の調査が和解のために設定されたものであることの確認がなされ、事務局による和解協定書の朗読が行われました。

その後、各々が協定書に署名・捺印し、地労委の席において和解が正式に成立しました。

 

 2000年2月15日に発生した、今回の問題は、岸和田支部での仮処分、堺支部での本訴、そして大阪地労委での調停と4年2ヶ月という長い時間を経てようやく解決しました。この間、航空連・大阪労連・阪南地区協議会をはじめとする多くの仲間の暖かい支援と協力があって、ようやく終結することができました。


    
〈委員長の一言〉
 今回の問題では、会社・組合ともに
多くの時間と費用を費やしました。
一方で、組合は貴重な経験をし、多く
の働く仲間と一緒に活動することが
できました。これを教訓として二度と
このような問題を起こさないよう、
会社・組合ともに正常な労使関係を
築くことが求められています。
組合員の皆さんには、暖かく見守って
いただいて、感謝しています。
最後に、航空連・大阪労連・阪南地区
協議会をはじめ多くの方々に協力して
いただきました、本当にありがとう
ございました。


 
〈山田氏の一言〉
 当初は、裁判を行うことをためらっていま
 したが、仮処分で勝利し、本裁判でも勝利
 しました。2002年3月に職場復帰しま
 したが残念ながら5月に半月盤を損傷(後
 に一部労災認定)してしまいした。03年
 6月から無給休暇でガンバって、完全解決
 するまでやる決意を固めました。本日、和
 解が正式に成立しましたので、私は、4月
 30日をもって退職し、5月からは新たな
 人生のスタートをきることとなりました。
 これまで、支援していただいた、みなさま
 に、心より感謝したいと思います。ありが
 とうございました。


これまでの経緯

 2000年  2月15日    事件発生

          3月23日    岸和田支部に仮処分申請

          7月12日    仮処分に勝訴

          8月20日    堺支部に提訴

          9月28日    大阪地労委に救済命令申請

 2002年  1月31日    堺支部にて勝訴の判決

          3月 1日    職場復帰

          5月23日   半月版損傷(一部労災認定)

         12月18日   弁護団による話し合い開始

 2003年  6月 9日    無給の傷病休暇へ 

 2004年   1月13日    和解に向けて事務折衝開始

          4月19日    和解成立

 

お世話になった皆様方に感謝の気持ちをこめて報告集会を開催したいと思います。詳細については改めてご案内いたします。ありがとうございました。