韓国フェデックス労組と交流

 同じアジアで働くフェデックスの仲間として,又同じデビット・ロス氏の政策の中で苦しめられている労働者として,今回組合3役は韓国のフェデックス労組を訪問し,交流を深めてきました.
 5月15日夜,韓国に到着し,ホテルのロビーで自己紹介を行い,早速,韓国フェデックス労組幹部(委員長以下5名)と情報交換を兼ねた交流会を行ないました.
 5月16日には、韓国フェデックス労組の上部団体の民主労総を訪れ,韓国内の労働状態と日本の現状を意見交換しました.その後,西大門刑務所歴史を見学し,3時半より韓国フェデックス労組幹部とお互いの現状を確認し,今後の方針についての議論を夕食を挟みながら夜の11時まで行ないました.
 5月17日,朝の9時前にフェデックス韓国内の最大拠点である,ソウルのトンギョステーションを訪れ,昨年の70日間に及ぶストライキの模様を確認しました.会社側の警備員と多少のトラブルはあったものの,韓国労組員の明るい笑顔は私達の心を暖かくしてくれました.仁川空港への途中でワールドカップのメーンスタジアムで記念写真を撮り,フェデックス空港事務所前に到着しました.今なお,事務所前の通路には金属フェンスが設置され,数名の警備員が監視していました.昼食後,フェデックス事務所の隣にあるアシアナ空港サービスの組合事務所をお借りして,現場のフェデックス労組員と意見交換をし,お互いを励ましました.その後,ソウル市内に戻り,16時よりお互いの上部団体の幹部を交えての公式会議に入りました.会議の中では,今後とも相互に交流を深めると共に,連帯の強化の必要性が主な内容になりました。夜の8時より韓国フェデックス労組主催の歓迎交流会が行なわれ,若さあふれる約40名のフェデックスの組合員が集結し,最大な歓迎を受けました.

同じフェデックスで働く労働者
ともにガンバロー