苦悩に満ちた決断
ストライキ70日目を迎えた12月7日,FEDEX KOREA支部の争議
対策委員会は重大な決断を下した。その間協力に展開してきたストライキ闘
争を一時中断し全組合員の現場復帰を命令したからだ。今度の現場復帰命令
は強力な資本力で多いに損失にもかかわらず無労組政策を固守し時の立つの
を待つ作戦に出るFDX社の労使崩壊策略に柔軟に対処する必要性があった
からだ。又会社側が絶え間無く助長する組合員と非組合員の葛藤を解消して
組織を再整備する機会にするためだ。これと一緒にソウル地方労働委員会に
2次調整申請を申し込み誠実交渉を仮想した会社の本質を徹底的に暴露し圧
迫していく予定だ。これによって争議対策委員会は現場復帰闘争命令を出し
て組合員達が一心乱れず動けるようにして会社側の不法,不当な待遇に対処
していく事にした。現場復帰後,指名中の指導部との断絶間を最小化するた
め,新しい組織網を構築する一方会社のささやかな挑発にも厳重に対処して
いる。万が一の事態に備えて何時でもストライキに突入できるように組織整
備に万全を記している。
2001年 FEDEX KOREA記事より