航空連・外航共闘

 エクスプレス

FX労組 035 − 13

 

フェデラルエクスプレス労組

 

 2002 年 4 月 26 日

 


<団交速報>

えっ? 一律定昇0.1%アップ?

FEDEXの定昇システムを会社自ら(例外的に?)否定する。

   査定結果を問わず2.0以上レベルで一律0.1%

4月25日(木)成田第3貨物ビルにて、実質的に2回目の春闘団交が行われました。

冒頭、前回口頭回答があった部分の書面回答がでました。

会社回答

1)定期昇給 平均0.1%査定込み,ベースアップ0 
2)一時金 : 昨年同様

会社:パフォーマンスレビューだけが定期昇給を決める要素ではない。

組合:でも、定期昇給はパフォーマンスレビューで決まるんでしょう?

会社:そうです。今年は例外的に査定を反映させません。

今回の団交でもそうだが、会社は言っていることとやっていることが矛盾している。

会社より回答である0.1%の根拠とする説明があったが、まるで説明になってなく、たとえば「当社の目標」と題される部分でも、「優秀な社員を会社に惹きつけ、社内に留まらせ、やる気を起こさせ、報酬を与えること。」とのべているが、果たして0.1%の定期昇給で優秀な人材が集まり、意欲を盛って仕事をするのであろうか????????

会社側も「コーヒー1杯分にもならない」「少なくて申し訳ない」「低すぎて配分のしようがない」などの発言から、こんな数字では組合員はおろか全従業員も納得しないのは重々承知のはずです。ましてや査定をするマネージャーはやりきれないのでは?

ただし、会社としても今春闘は、何とか調印したく願っているらしく、

「過去不足分要求の3.45%は継続的に検討していき、(今春闘でも)最大限努力する」との回答がありました。

組合としては、定昇0.1%は到底受け入れられないとして、定昇に関する書面は会社側に突き返した。

会社名言集

 『98年までは本来のフェデックスの昇給査定をしていなかった』